SouthApollon’s diary

海や山とか自然のこと、最近読んだ本のこと、日常について

知恵、教養、勉強とは、なぁに?

f:id:SouthApollon:20180705192527j:image

 ViViD船橋のBOOK・OFFで手に入れたユダヤ本。

シリーズでユダヤ5000年の知恵(だっけ?)があるけど、ちょっとした視点のあり方みたいなのを、読めるのが良い。

なお、ユダヤ本はなかなかおめにかけることは無い。Amazonで取り寄せてもらうか、ディープな神田古書店街で肉体労働をするように、必死で見つけ出すしかない。

なかには啓発暗示本も無くはないので、好みじゃない人は注意されたし。

ユダヤ ジョーク集 ラビ・M・トケイヤー」の作。

(´・ω・`)「時計屋?」

文字変換に苦労しそうな名前だが、本が面白ければそれで良し。ただ、¥100ではないのが痛い😣

¥260もした…というか安い方だと思う。希少と言えば希少だし、ユダヤ本は専門書や代表的な児童書の1部をあたれば手に入るが、それだけでは知識の偏りが出そうな感じがする。

ユダヤについてあらゆる方から知恵を手にしたい。ネットも良いけど、すぐ横に手を伸ばせば届くようなモノがいい。

教養や勉強は「目に見える世界」を広げると言った人がいるが、それはそうだろう。知らなかったことから知ることで視点をもち、狭い世界だけで一生を過ごさずに済む、という利点がある。

(´・_・`)「体感した方が、はえーし、本物だよ」

うん、それもある。だけど、脳に直接地図を書き込むという感じだ。説明が下手だけど。頭まで筋肉では困ることはなくないはずだ。

とくに他者の書いた書物など、書き手や登場人物などに移入でき、生身の身体1つしかない人間にとって、色々経験できたり、わかったり、といった効果が本にはある、と思う。自分を当て込むという感覚かな?
f:id:SouthApollon:20180705194517j:image

それにしても、今の仕事を辞めて、埋蔵金でも当てに行った方が幸せになれそうな絵柄だ。

少し、蛇足なことを書けば恩田陸さんの小説の中で、

「本を読む人は、その人間集団の中で別のことを考えているようで、人から嫌がられる」

と、大体こんなことが書かれていたが、いいこと言っていると思う。

皆で昼食中、本を取り上げられた経験のある私は、強迫的に会話や考えまで合わせないといけない、コミュニケーションのあり方や、個人の行いまで制限させるやり方は問題あると感じる。

向こうからしたら、1人だけ別のことをして気持ちが悪いし、皆が同じ話題を共有してもらいたいのだろうけど…いいじゃない!そのくらい。

ありかた、やりかた、コミュニケーションのしかたが狭いよ。

各々が息が抜ける雰囲気を作ってもいいんじゃない?と私は感じるのだけど(偏屈)。

そんでもってユダヤ本。何が書かれているか?そこそこ楽しみ。