東京湾は時化
茜浜にやってきた。
太平洋高気圧の影響で、夏は波が高くなり風も強くなる。今日は時化。
潮は(≒100)cmとあるが、波が高いので干潮の意味が無い。まぁ、100cmは引いてないに等しいのだけどね。
海底が掻き回されたのか、土色の海が広がる。先日の燈明堂とは、えらい違いだ。彼の地なら沖くらいはマリンブルーが広がっていただろうが、なんせここは東京湾。
ホンビノス貝を得た時は、波も高くなく、干潮≒50cmだったのでなんなく海につかれたが、今日はダメ、土左衛門必至。
マリンスタジアムの近く、浜田川を通ってみた。
ラッパ(ホルン?)吹きが応援歌の練習をしていた。上手いのか下手なのか?わざと腕前を見せないのか?△な感じの音色を奏でていた。
イオン幕張新都心店。
3日かけないと見れないくらいのモール街、3棟か4棟あり、移動もアメリカンサイズな感じ。正反対のとこにいたら、食料品を買う時に不便じゃないかな?
花火大会🎆もあるそうな。
夏祭りもそうだけど、渋滞や立ち入り禁止の場所も出てくるから、仕事人になった今の私には厄介事だ。
それに近所の祭りの時…
(`Д´)「コラ、そっちは入らない!!」
・・・あのさ、そっちは私の自宅なんですけど、みたいなこともあった。そんときの警備員は仕事に熱中してるから、それ以外のことは頭にない。
頭の中にあるルールを無視した人を見たら、喜んで注意しにいく、仕組みになっているのかもしれない。
さて、気を取り直して再び茜浜。
干潮時間(≒17:00)≒100cmなのだが、海は大荒れ、潮引きの意味もない。黄土色の海が目の前に広がる・・・ダメだこりゃ(´・ω・`)ショボーン
全国展開、元気いっぱいのイオン様で買い物して帰るか。
燈明堂まとめ
浦賀に日が沈む。
燈明堂は良い。浜は綺麗だし、そんなにマニアックで、奇特なところ(深いところとか)に行かない限り、刺したり噛んだりするようなモノはいない。
それに近頃、三浦半島に打ち寄せていたという電気クラゲも、今日はいなかった。
※電気クラゲ→カツオノエボシ(≠アンドンクラゲ)
燈明堂入口にて。小洒落たマリーナレストラン(クリッパー)。ヨットのある浦賀の入江を見ながら、逸品を味わうのも良し。
まぁ…今日の食料がリンゴ1玉、湯掻いた小ジャガイモ数個、干し芋数片、ナツメ数粒を持参する私には不向きな場所かも。2リットル烏龍茶1本付き。
(´・д・`)ノ「食料がゴリラの餌みたいだよ」
食料になるかどうか?吟味に時間をかけた、道端のナツメヤシ。ここに佇むこと数分。こんなことしてるからやっぱり自分はレストランという柄じゃないよな。
近くには、セキュリティ完璧っぽいリゾートマンションもあります。私などがうろついていたら、警備員に羽交い締めにされ、おん出されそうな、端正、清潔、高級感の三拍子、揃った素晴らしき感じでした…ええ。
もう、沖縄、グアム、サイパンに行かなくていいやっ、て感じの綺麗な海岸。浮き輪に浮かんだり、お供の人と水掛け合ったり、BBQをしたりする分には、何も飛行機に乗って、遠い所に出掛けなくても十分だろうよ。
ハイパーViewに生ビール🍻と串焼き🍖最高だろうな。
浦賀病院前で少し釣りをして今日をフィニッシュ。釣り場の前が病院とあり、実に頼もしい限りだ。
一応釣、竿とカニ網を持ってきていたのだが、私はずっと海にプカプカ浮かんでいたので、竿を出すチャンスがなかったのだ。
海水が超、蝶、腸、cho、気持良かったのよ。
…けど、何も釣れなかったけどね(´・ω・`)ガックリ
浦賀旅行記?
夏の海がよいなら、このまま海に住んでしまいたいと、軽薄に思うこの頃。
いつか私もこの世からいなくなることを思えば・・・今日も海に行こう。
前日のハードワークにもかかわらず、自分の足の赴くままに、今日も浜へ。浦賀に向かう。
堀ノ内で浦賀行きに乗り換える。京急の最後の赤電、800系に乗る。
肘掛の木目調、天井の扇風機、柔らかい腰掛け・・・こんな昭和の遺産というか、代物が見られるのもあと僅かかもしれない。
浦賀で降りるとすぐ品川行きになる。ハードワークだ。
浦賀から歩く。目指すは燈明堂だ。普段なら鴨居に向かうのだが、それでは鴨居中毒にはなってしまうので、趣向を変えて浦賀燈明堂へ。
バスでも行けるが、エコノミー精神のため歩き・・・別名、貧乏性。
途中、キレイに舗装された歩道(海みち)を通る。浦賀の渡しに近く、隠れ釣り場になっているが、護岸からちょっと先は浅く、捨て石が組んであるため、根がかりしやすいかもしれない。
小舟が対岸に渡っていく。後ろの年季の入った緑のデカい船は私のです(いや、違います。大嘘です)。
浦賀の渡しは1キロくらい(かな?)の入江の対岸同士を小舟が渡る。
燈明堂は道のり2kmくらいと思ったけど3km弱はあった。健康には良いが、帰りは一苦労か?
浦賀燈明堂。江戸時代、船の安全のために建てられたらしい(あとで良く読んでおこう)。
海岸は平日金曜のため空いていた。北側にカモメ団地が見える。鴨居の方だ。
観音崎にくらべると、やや巨大タンカーは航路から遠くなるのか?アップな感じはしない。だけど、十分見応えはある。
岩場はとても滑る。水に濡れたところは、糊でも塗っているかのようにツルツル滑る。
ときどき、小型漁船が行ったり来たり、時々、プカプカ浮かんでいる。密漁防止のためだろうか?夏にかけて見回りを強化しているのかもしれない。
私が気になるのは磯の生物(特に貝類)が減った感じがすることだ。磯焼けで海藻が減るのはともかく、10年前、当たり前にいた磯玉がここ、近海で見られなくなった。
磯玉は深夜活発になるという。たまたま昼間見られないだけかもしれない。私の勘違いであって欲しいけど…。
波が高くなってきた。今日は潮周りは悪く、引いても90cmだ。潮の引かない海を泳ぐ。ベラやキュウセンがウロウロしていた。紅藻類の林が繁茂している。
久しぶりにシロガヤに刺された。カヤに刺されるのはもう、10年ぶりくらいで、房州でクロガヤにやられて以来だ。彼の地で刺された時は10箇所はやられたらしく、水脹れとなり、1週間は痛痒い日が続いた。電気クラゲの次に痛い。
おお、私の船が帰ってきた(嘘です)。おかえり。
夕方のカモメ団地があちらで規則正しく建っている。遠くにはかすかだが新日鉄がボヤけて見えた。
今日は泳げただけで良い、夏の海の醍醐味だ。波の音、どこかに向かう船、晴天、白い砂浜…。
次はどこへ行くか?
先週、潮干狩りにいったのに私はもう、つぎにどこへ行くか考え出している。もちろん、山より海だ。
私の某師匠は基本は山や川、沢といった場所に釣りやキャンプに行くらしいが、傍から見れば自然の醍醐味としての雰囲気を存分に味わっていると見える。
私は海派なのだが、何が難点か?といえば、いまは暑くて良いが、冬はもう魚貝の活性も悪いし、石をはぐってもなんにも出会えないことだ。
人が多いのも今の時期は頂けない。荷物は始終注意しないといけないし(人は出来心で盗りたくなる…いや盗るものだ)、ライフセーバーは出回るようになり、上から目線で喜んで注意しにやってくる…いや、ホントですよ、注意というより恫喝に近い場合もある。
それと、予想として湘南は電気クラゲの発生で、海水浴客が各地に分散するかもしれないな。
仕方なく加工する?
昨日の金沢八景での潮干狩りは安定した成果だった。
しかし、巻き貝は全てリリースしたのでアサリのみの持ち帰りとなった。
野暮なことをいえば一応、釣竿とカニ釣り仕掛けも持参していたのだが、潮干狩りで疲れすぎたため、体力が持たず諦めたのだ・・・歳だけはとりたくない。
とにかく仕事が終わり帰ってきたら、アサリに火を通す。こういうことは早ければ早い方が良い。あとでイヤになる。
最初はアサリ味噌汁にしようか?と思ったけど、毎回毎回で馬鹿の一つ覚えみたいなので、少し凝りたい。
アサリパスタ?・・・ヾノ・ω・`)ノンノン
グリーンカレーの具?・・・ヾノ・ω・`)NONNON
勤労酷苦と今日の暑さのお陰で何か作るのめんどい。
もう…干そう。そうすりゃ、あとで元気になった時、なにか作れるかもしれない。果たして回復するだろうか?
ついでに珍味も兼ねて串刺しにする。
(´・д・`)「こっちの方が手間じゃないかい?」
うん、私もそう思う。こっちの方が暇そうだし、多忙な人がやることではなさそうだ。詭弁を申せばこれでも暑さで目眩を起こ仕掛けたのだ(←ますます、やることではない)。
さて、アサリの串刺し。まずは冷蔵庫で軽く干し、そのあと日干しする。いきなり日干しはNGだ。近所迷惑だし、変なことしてるって後ろ指さされるし、大家から退去勧告を受けるかもしれない。
世知辛いが、この世はそんなに甘くない。こういうことは田舎か漁村でやるべきなのだ。住宅地のど真ん中でやってはいけない。
予定ではアサリの串刺しは、一夜干し~完全ミイラ→それを砕いて料理の応用…など、使い勝手がいい。干したものをグリーンカレーや、粕汁などに使った経験がある。
無論、串刺しを炙って醤油+七味のマヨネーズで食べたらハイパー美味い。海鮮の干したものは、なんでも口に含み、噛み締めることで旨みが滲み出すから、たまらん。
言ってはいけないこと
画像は今日の潮干狩りの成果。
アサリと巻き貝はガンガラ、アカニシ、シロニシ・・・・・・シロニシ?
アカニシのパッとしないくすんだ色に比べ、このシロニシのキレイで美白な骨格様の姿。
一応、Google先生でシロニシを拝見すると、出てくる出てくる。なかには5つで¥550という安い魚屋さんもある。
サザエよりも美味いって言う人があるのに、考えようによってはこれ、破格だよな。私はサザエの方がいいけどね。
アカニシ・シロニシの専門性については、これ以上細かくは言いません。一応、これでも生物屋さんの端くれな私ですが、いまは全く関係ない仕事で、金属を締めたり、分厚いナイロン布を縫い合わせたりする事を業(ワザ)にしているから。
生物については、遺伝子についても、生息域など言うことが変わりつつあるので、やはりその道にいつもいるプロに聞かないと、わからない。
たとえば、サザエの生息域が一昔前(10年くらい)は追浜沖、と言われていたのに、いまはもう少し北に向かっている。東京湾最北のサザエだ。
データはいつも更新しながら見ていかないと、公の場での発言では痛い目に合う。
もう1つたとえれば、遺伝子解析などの手法もRNAを細かく調べるやり方や、要領が出てきているので、ワトソン・クリックさえ知っていれば良い、とされた世代の人は新たな知識を述べないといけないし、遺伝子のシステムの複雑さに途中で挫折した人などは説明できないだろう・・・いや、これ私のことだ。
正確な知識を言う場合は特に注意しないといけない点だ。やみくもにアカニシ・シロニシ云々言っていてはその道のプロフェッショナルから、お叱りがそのうちくるだろう。
アカニシ・シロニシの遺伝子分岐した時期や、個体発生についても、私のようなシロートが真顔で言うのはいけないが、あくまでもジョークとして語るなら、両者が交雑せずに今に至るのは、利点があったからだと思う(このくらいにしておこう)。
それにしても、磯モノ…イボニシですらだいぶ減っていた感じがした。「コレ、食べられるよ!」情報を控えないといけないんだろうなぁ。