SouthApollon’s diary

海や山とか自然のこと、最近読んだ本のこと、日常について

具入りナンを作る。

具入りの「おやき」か何かを作りたい(私はとっさにこういうことを思うのだ)。

夏に近いし、もう7月だし夏野菜Ver.でなにかこしらえたいな。早速、冷蔵庫を漁ると…ゴソゴソ。

ありました!ナス、ピーマン、オクラ。それに昨日少し摘んできたアシタバ
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それに昨年、神田カレーグランプリで作ってきた「オリジナルカレー粉」が冷蔵庫の端で眠っていた。
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これで「夏野菜カレー具入りナン」ができる。ネーミングしてみると実にゴロが悪く、忘れ去られてしまいそうだ。「そんなのあったんだ、ふーん」みたいに。

作りかたは簡単。野菜を適度な大きさに切り炒めてカレー粉で味をつけるだけ。難しいことは無い。ただ、手間なだけだ。

アシタバはやや硬いので、長めにレンジアップして、みじん切りにして使用。

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あれば、キノコが欲しいが、それでは晩夏の夏カレーと間違えてしまうので今回、キノコはパス。
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野菜がほどよく炒まったら、砂糖、ダシ、カレー粉を入れ、塩で味を整える。甘みが足りないと思えば後から足しても大丈夫。手遅れになりそうなことは今のところない。

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最後に片栗粉で「あん状」にして固める。これを練った小麦粉に包んでいくだけだ。

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※衛生は厳重に気を使っています。



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練が足りないと小麦粉はムラとなり、具を入れる時に穴が開きやすくなります、です。しっかりこねて頂きたい。なお、画像のように(コレ見えるかぁ?)中心を厚めにしておくと、包んだあと破れにくい。

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フライパンでどんどん焼いていきます。早く焼かないと、明日になります。私の短気も相まってフライパンを2つ出動させた・・・いや、ひとつはたしか鍋だったな。

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いい色です。焼き加減はもはや個人の趣味やクセの問題になるけど、私は普段は固めに焼きます。持ち運びに便利だから。
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粗熱が取れたら2つにカッティング。あくまでも一例です。ただ、熱い時にカットしたら、焼けたての硬いナン表皮が裂け、至るところに中身が飛び出しますから注意∑(๑º口º๑)!!

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食事風景一例。試食なので簡易に済ませる。共に飲むお茶はアシタバ&ナツメの炒ったものを、麦茶と一緒に煮出したもの。私も妙なことします、だけどお茶が香ばしくて美味しい。

・・・・・・あれ!カレーうどんじゃん!

和風だしを使ったため和風カレーに仕上がるのは、考えてみたら当然の帰結だったか…いやはや。これでは、和風カレーの具が中にあるって感じだ。

でも、美味い。カリカリのナン表面から夏野菜カレーの甘さと苦味(アシタバ)が上手く混ざりあって、風味が鼻を抜ける。

オクラを小さく刻んでしまったので、姿形もヘチマもないくらい、原型をとどめていないが、種のツブツブは健在でよく噛まないと、トイレの時に不快だな(…ごめんなさい)。

砂糖を多めに使ったため、甘さが全体に混ざり合い、アシタバの苦さが緩和されていていい、全体にまろ味がある。これは美味い。

小麦粉が残り少なかったから結局、7個しかできなかった。貴重な「具入り夏野菜カレー入りナン」となった。

・・・ちなみに、今回はノンオイルです。中華風に仕上げたいならゴマ油を使って焼くと吉。あるいはもっとメリケン粉に水分を多くすれば、シャオビンのようになるから、色々と応用がききます。