半自家製茶を作る。
神奈川某所で摘んできたアシタバを刻んで干した。
アシタバは「明日にもなれば大きく育ちまた摘める」という俗説があるけど、なんのことは無い。ただのアシタバの群生地帯を言っているだけである。
若葉はお浸しや味噌汁などでポピュラーなのだが、重要なことは群生地以外で、毎日摘んで食べれば、ほぼ間違いなく乱獲になる。慎んで頂きたい。
大島じゃないんだから、長く緩くアシタバを続けるとすれば、お茶が一番だ。彼の地ではアシタバ製品を熱心に売り出しているようだ。
(´・ω・`)「アシタバ、効くかよ?」
正直、分からない。だけど、長く緩く続ければ何かあるだろう、くらいの夢はあってもいいと思う。長くパッとしない人生のささやかな夢だ。
それに、季節は梅雨から夏へ。苦味のあるものが夏には良いとされ、苦くクセのあるアシタバリーフのお茶はもってこいではないか。
自家栽培の違法性植物が上手く干し上がったような1枚の絵になったが、違います。本当です。誰かが野菜干しネットをこじ開けて、違法性植物をアシタバの代わりに放り込まない限り、大丈夫なはずです。
このアシタリーフを煎り煎じるだけだが、それでは少し寂しいので、ヨモギの干した物(自家製)、干しナツメ(これは買った)を刻み、アシタリーフと炒る。
うまい具合に炒られ香ばしい匂いがしてきたら、だしパックに詰めてヤカンにポン!だ。あとは他のことしてたり、家事の続き、宿題・ゲーム、仕事の愚痴をブツブツ…などしてお茶ができるのを待つだけ。
~数十分後~
うん、見た目も香りも市販のブレンド茶に負けず良い具合。
(´-ω-)ズズ…
良いね。ヨモギ、アシタバの苦味にナツメの甘さが加わり、全体を滑らかにしている。別に売り物にするんじゃないから、適当に、いい加減に調合できるのが、自家製のブレンド茶のいいところだ。
そこまで、完璧を求められたら肩が凝るよ。